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エンダーのゲーム 原作と対比しつつネタバレあり感想

enderposter.jpg

英題:ENDER'S GAME
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年1月18日
上映時間:1時間54分
監督:ギャヴィン・フッド
出演:エイサ・バターフィールド、ヘイリー・スタインフェルド、ベン・キングズレー、ヴィオラ・デイヴィス、アビゲイル・ブレスリン、ハリソン・フォード


評価
★★★(3/5)



あらすじ
強大な軍事力を持つ昆虫型生命体、フォーミックとの宇宙戦争を続けている人類。その第2次侵攻に備えるべく、世界中から優れた少年兵士たちが防衛軍ベースキャンプのバトルスクールへと集められ、宇宙で戦う技術と知識をたたき込まれていた。そんな中、戦いを終わらせる特殊な能力を秘めているとして少年エンダー(エイサ・バターフィールド)もベースキャンプに送られる。彼は生命を持つ者同士が戦争で殺し合うことに強い疑問を抱きながらも戦士の才覚を発揮し、少年戦士の指揮官となっていく・・・。(シネマトゥデイより引用、部分改変)





以前原作を紹介した『エンダーのゲーム』、先日見ました!

本当は劇場で見たかったのですが、原作を読んで面白いな~ってなったときには既に劇場公開が終わっていて時すでに遅し・・・って感じでした。
が、実際見てみて評価は上の通りイマイチでした。

この作品、原作を読んでないほうが楽しめるかもしれません(´・_・`)
もちろん、基本ストーリーは原作通りなので、原作を読んでいたほうがキャラクターの意図とか台詞にない部分を自分の知識で補完できていいと思います。
ただ、原作のいいところが映画だと微妙に変わっていたりだとか、説明不十分に感じたりしたので、個人的には原作の前に映画みたほうが映画楽しめるんじゃないかなーと思いました。

ただ、原作未読だとそれはそれでキャラクターの関係が掴みづらかったりするようなので、微妙なところです。

原作との違いの話は後半でまた詳しく触れますね。



それにしてもこの映画、尺が足りなすぎ
文庫本にして二冊分ある作品を二時間以内で完結させるなんてなかなか無理があります。
三時間で作っても充分飽きない原作だと思うんですけどねー。

特に、主要な数キャラ以外のエピソードをばっさりカットした結果、原作だと重要なキャラのキャラ立ちがしないうちに話が終わるっていうのは残念でした。

ほとんどのキャラが「エンダーの仲間A」みたいになっちゃってます。

原作よりキャラ数減らしてたから、でてるキャラは個性出させてほしかったです。



~以下感想にネタバレあり(原作のネタバレも含みます)~













・おおまかなストーリー

ender3.png


なぜかよくわからないけれど唐突にフォーミックと戦うための兵士を育てるためのバトルスクールに入学が決定したエンダー。

バトルスクールは50年前にフォーミックの進攻を退けた後に対フォーミックのために作られた戦闘機関で、世界中から天才少年少女をあつめて宇宙での戦闘を叩き込まれる場所です。

エンダーは天才が集まるそこでも非凡な才能を発揮し、瞬く間に昇進していきます。

そして昇進を続けたエンダーは指揮官養成のためのコマンドスクールに移動になり、そこで50年前の戦争で命と引き換えに人類を勝利に導いて死んだはずの英雄、メイザー・ラッカム(ベン・キングズレー)と出会い、彼の元でバトルスクールから共にコマンドスクールに来た仲間とチームで艦隊戦を学んで行きます。

そしてコマンドスクールの卒業試験、試験課題はフォーミックの母星を舞台にした戦闘シュミレーションで、エンダーと彼の仲間たちは圧倒的な数のフォーミックを相手にしながらも、フォーミックの母星にリトル・ドクターとかっていう人類最強の兵器(分子の結合をとき原子レベルで破壊するビーム砲)を打ち込んで母星を破壊するという手段で見事勝利します。

ところがその卒業試験はシュミレーションでもなんでもなくて本当の戦闘で、エンダーは意図せずしてフォーミックを絶滅させてしまったのです。(エンダーは意図してなかったけど大人たちはそれが目的だった)

その後エンダーはコマンドスクールの星で死にかけのフォーミック女王とその卵を発見し、エンダーは女王に卵のための安全な星を探すことを約束して1人で宇宙に旅に出ていく。



おおまかなストーリーはこんな感じ。
文章で書くと割と単調・・・

ender4.png




前半のバトルスクールでは宇宙服みたいな戦闘服を着て生身で戦う訓練がメインで、後半のコマンドスクールでは艦隊戦のシュミレーションをやってます。
バトルスクールでの訓練も相手を専用の銃で撃って凍らせてポイントを稼いだり、敵のゲートを通り抜けたら勝ちだったりとルールが決まっているゲームをやってます。

最終試験が最終決戦だったっていうのがありますが、エンダーの視点からすると作中ずっとゲームをやっていると思っていたわけです。

タイトルと予告編をみて「少年がゲームで世界を救う話なのかな」と思っている方、あながち間違いではないです。



・原作との相違点


ストーリー

まずストーリーが若干違います。
原作だとそもそもフォーミックと前に戦争したのがずいぶん前の話で、エンダー世代にとってはそもそもフォーミックなんてものが本当にいるのかすらわからないで話が進んでいきます。
映画でフォーミックが早々に人類の脅威として語られている(そうでもなかったことがラストで示唆されたけど)のとは大違いです。

僕としては敵がそもそもいるのかわからないのに訓練しているっていう不気味さが結構好きなのでフォーミックの存在を明確にしないで欲しかったなぁ。



あと、エンダーが宇宙で訓練をしている間、ヴァレンタインは兄ピーターと共に地球でネットを使って世論を動かす場面があるのですが、映画だと全部カットでしたね。
尺の都合上切られそうだなーとは思ってたけど、やっぱりか、って感じでした。
おかげで兄ピーターがただのタチの悪い暴力兄みたいになってましたが、原作だと賢い面も見せています。



そしてラスト、映画ではエンダーが1人でフォーミックの卵を持って旅に出ますが、原作では姉のヴァレンタインも一緒に旅に出ます。エンダーのシスコン具合は映画でも顕在だったのに(原作ではもっとシスコン描写多いです(笑))、最後エンダー単独で旅に行かせたのはエンダーにフォーミック絶滅の咎をすべて負わせたようでなんかエンダーかわいそうだなぁって思いました。



登場人物

登場人物の立ち位置も結構違いますが、一番違うのは映画ではぺトラがヒロインポジションになっていること。

ender1.png


原作だとエンダーがヴァレンタイン大好きすぎるので、ぺトラはサラマンダー隊の紅一点でエンダーのよき友、くらいの立ち位置で、主要キャラなのですがヒロインではない感じになってます。
映画ではヴァレンタインの出番が少ないので画面に女っ気ないからそういう感じになったのかなぁって思ってるんですが、どうなんでしょう(笑)





最終試練


最終試練(最終決戦)の場面、映画だと勘のいい観客だと最終試練の段階でこれが試練じゃなくて本当の戦闘なんだと気付かせるシーンがあります(艦隊がフォーミックの母星に到達するまであと何日っていうシーンです。)が、原作だとまったくありません。それまで散々メイザーとのシュミレーションだといわれてやってきたことも全てフォーミックとの本当の戦闘なんですが、それすらも気付かせる余地なく最終試練に突入します。

だからこそ原作では試練の後のエンダーに感情移入できるっていう部分があったんですが、映画は見ながらすっきり理解させることを重視したのかな。

あと、エンダーが最終試練に合格したあと、映画ではなんかものものしい雰囲気になりますが、原作では勝利した瞬間に高官たちが大歓喜します(笑)
真実を知っている高官たちがエンダーたちがきょとんとしているのに目もくれず大歓喜するんで違和感がすごいシーンなんですが、映画だと物々しい感じに変わってました。

ここは子供たちが大人に真実を告げられずに戦わされていたという残酷さがもろにでるシーンだから是非とも再現して欲しかったなぁ・・・・・・・








僕が選んだ名シーン

エンダーとメイザー・ラッカム(ヒューゴとパパ・ジョルジュ)が初めて会うシーン。
それまでと唐突に雰囲気の違う大人が突然のタイミングで出てきて物語の転換を感じさせてくれるシーンになっています。

ender2.png

原作ではこのシーンそんなに気に入っていたわけではないんですが、映画でのこのシーンは印象深かったです。

ヒューゴの不思議な発明』で共演した二人が似たような関係で共演しているのもポイント高い!









と、原作との対比といいつつ原作のほうがよかった、みたいなことしか言ってないんですが(笑)原作は本当に面白いです
上下巻ものですが長く感じません、特に下巻はサクサク読めます。

映画を見てこの作品面白いなって思った人はもちろん、つまんないじゃんって思った人も是非原作は一度読んでみてください!
つまんないと思った人こそ作品の印象変わると思います!




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プロフィール

Sho

Author:Sho
映画好きな大学院生♂です。
主に見るのは洋画、邦画はあんまり見ないかな。
好きなスターにはファンレターを書いてみることも。
海外スターにあったことがないから、実際に会うのが目下の夢!
Chloe Grace Moretzの大ファン。クロエがらみの記事が多めです(笑)
プロフの写真は男装(?)のクロエちゃん。

僕の記事を読んで映画を見る参考にしていただけたら嬉しいです。

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